マンションを売りたい方には、必ず「いつまでに売りたいか」という期限があります。
中には「いや、別に急いでないけど売れればいい」と余裕の方もおられます。
しかし大抵の方は「早く売りたい」「いつまでに売りたい」という期限を明確に考えているものです。
この期限を設定する場合に気をつけておきたいことを今日はお話します。
売却までにかかる期間
【売却事例①】売却期間に余裕が有り、出来るだけ高値で売りたい場合
→1ヶ月目 販売開始
→3ヶ月目 値下げ
→4ヶ月目 売れなければ媒介契約をする不動産会社を増やす(もしくは、変える)
→5ヶ月目 最終値下げ・契約
→6ヶ月目 決済・引き渡し
【売却事例②】
→1ヶ月目 販売開始(適正な市場価格)
→2ヶ月目 案内・申し込み
→3ヶ月目 契約
→4ヶ月目 決済・引き渡し
一般的にかかる売却期間 |
|
査定から売買契約まで |
約3か月間 |
売買契約から引渡しまで |
約1か月間 |
もし買主様がローンを使わず現金を持っている方であれば、売買契約後に引渡しとなり、全て完了。
契約と同時に売主は売買代金を受け取れます。
しかし大抵の買主は住宅ローンを使います。
【住宅ローン利用の場合】
・銀行への住宅ローンの本申込み
・本審査
・金銭消費貸借契約(ローン契約)
などを行い、実際のローンが実行されるのに契約から約1か月ほどかかります。
また、売買契約が出来ても買主様のローンが通らないとなると、すべて白紙になります。
そうなれば次の買手を急いで探す必要があり、さらに予定スケジュールが大幅に変わってしまうので余裕をもって売却活動を始めることをおすすめしております。