「持っているマンションを売ろうと思っているけど、ベストなタイミングはいつなの?」
と思っている方必見!!
今回は【マンションを売るベストなタイミングとは?】という記事になります。
実際に売るべきベストなタイミングは物件や市場動向によって大きく異なってきますので、高く売れる要因ごとにケース分けをしてお伝えしていきます。
ご所有マンションがどれに該当するのかご参考下さい。
高く売るための4つの指標
①不動産の市場価値
市場での取引価格の目安として、国土交通省の「不動産取引価格情報検索」にて成約価格の流通を確認することができます。
それぞれの物件ごとに広さ・間取り・修繕履歴等が異なるため、「成約価格÷広さ=平米単価」を割り出し、一つの比較要因としてみましょう。
不動産売却は市場での相場が高くなっている時期に売ることが理想ですが、相場の動向を読むことは困難ですので過去の取引価格は一種の目安としていただき、市場の動きをよく知る地域の不動産会社で今現在の需要・相場を確認することが一番確実でしょう!
②物件の築年数
物件の築年数はマンションの価格に大きく影響してきます。
築年数 |
マンションの価格 |
築5年以内 |
≪新築時の9割以上≫ 新築とほぼ同等の状態になりますので、大幅な値落ちもなく売り出せるでしょう。 ただし購入時よりも高く売れ利益が出た場合、5年以下の所有だと長期所有よりも高い税率の短期譲渡所得という税金(所得税・住民税)が発生するので、利益が予想できる場合は事前に計算しておきましょう。 |
築5年~10年 |
≪新築時の8割程度≫
購入希望者が一番多い築年数の物件となります。
お部屋の傷み・劣化具合も少なく新築価格よりもお手頃価格で購入出来るため、問い合わせの集まりやすいマンションとなります。お急ぎの売却でなければ、需要が高い分少し強気の価格設定で売り出し始めるのも良いでしょう。
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築10年~15年 |
≪新築時の6~7割程度≫
お部屋の傷み・劣化が目立ってきますので、購入する方がリフォームをされてお住まいになるケースが多い分、思い切った値下げをするマンションが流通する場合もございます。
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築15年~20年 |
≪新築時の4~5割程度≫ 平成元年頃の物件は水回りや設備が古くなっているため、要リフォーム物件となります。 水回りリフォームはお風呂・キッチンなど単体でおおよそ100万円かかります。 そのため物件購入費用+400万円程(リフォーム代)で予算〇〇万円に抑えたいという購入希望者から値下げ交渉をされる場合が多いでしょう。 |
築20年~30年 |
≪新築時の2~4割程度≫
物件の修繕履歴や立地条件により、流通価格が大きく異なってきます。
同じマンションの過去の取引事例からどのように価格が変動しているか参考にしてみましょう。
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築30年以上 |
≪建物自体の資産価値大幅に減少≫
駅近・周辺環境等の立地条件や土地に価値がない場合、大幅に売却価格が下落します。
RC造(鉄筋コンクリート造)のマンションは法的に耐用年数が47年とされ、1981年以前の建築物は旧耐震基準の物件であることから建物価値が無くなっていきます。
’負’動産になる前に売却を考えたほうが良いでしょう。
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③引き渡し時期の3.4カ月前には売り出そう!
お急ぎの売却だったり、期限の決まっている売却の場合、まずはゴール(引渡し)の時期を決めてから売却プランを立てます。